一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)さんが2018年3月に発売したばかりの書籍です。本双書は、好評だった「生活工芸大百科」の各素材を深堀した内容となっています。入門書として、また、実務の参考書としてご活用ください。
◆解説:植物としての特徴、ほとんど今の技法とかわらない縄文時代の漆利用のお
どろくべき実態、漆器、蒔絵等の漆工芸の各種技法、輪島塗、飛騨春慶塗、津軽
塗、讃岐塗など漆産地の歴史と特色、漆液の採取(漆掻き)と精製(ナヤシ、ク
ロメ)。漆液以外の利用では、ウルシ染め、漆蝋のとり出し方、うるし蜂蜜やコー
ヒーなど食利用も紹介。また、ナノ漆、ハイブリット漆等漆の未来にも迫る。
2019年刊行予定の漆2では栽培の最新知見を収録の予定。
◆著者:田端雅進(森林総研東北支所)阿部芳郎(明治大)室瀬和美(重要無形文
化財(蒔絵)保持者)永田智世(目白漆芸文化財研究所)近藤都代子(元文化庁)
住谷晃一郎(香川県学芸員)宮腰哲雄(明治大)橋田光(森林総研)高田和徳
(岩手県一戸町御所野縄文博物館)姉帯敏美(岩手県二戸市浄法寺総合支所)竹
内義浩(竹内工芸研究所)
問合せ先:農文協(一般社団法人農山漁村文化協会)
TEL 03-3585-1142
※ご購入はコチラ(農文協HP)
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